ブルーベリーとの出会い

秋田でブルーベリー栽培を始めました、ワタナベ農園 Berry Laboのワタナベです。

現在、開園に向けて準備を進めています。

私のブルーベリー栽培のきっかけは、一粒の生ブルーベリーとの出会いでした。

これまでスーパーで見かける生や冷凍のブルーベリーは、酸っぱいイメージが強く、他の果物のように単体で食べるというより、ジャムの原料としての印象が強かったです。

ところがある日、Googleマップで偶然見つけた近場のブルーベリー農園。

イチゴ狩りやブドウ狩りのような摘み取り体験に興味を持っていた時期でもあり、ブルーベリーの木がどんなものか知らなかったこともあって、気になっていました。

7月初旬、ブルーベリー農園の開園日と私と妻の休みが重なり、「これは行くしかない!」と足を運びました。

その日は午前中の雨が上がり、農園には私たちとご婦人一人の静かな雰囲気。

オーナーらしき方に声をかけると、「午前中にいい実は取られちゃったけど、上の方ならまだ残ってるよ」とのこと。

常連さんは知っていたんです。

開園初日に、雨でも関係なく、完熟した最高のブルーベリーが待っていることを。

少し悔しい気持ちを抱きながら、頭上のたわわに実ったブルーベリーを収穫し始めました。

初めて見るブルーベリーの木は新鮮そのもの。

奥の木は「予約済みで大きな実がなる品種」と聞き、ワクワクしながら中型の実をカゴいっぱいに集めました。

量り売りの農園で、おばちゃんが「今日が初仕事なのよ」と笑顔で量ってくれる脇に、黒いトレーが目に飛び込んできました。

そこには、100円玉から500円玉ほどの、丸々と実の詰まった巨大なブルーベリーがゴロゴロ!

「でかっ!」と思わず声が出ました。

おばちゃんがオーナーの目を盗んで「持っていきな」と、大きくてずっしりしたブルーベリーを5粒ほど選んでくれました。

車に戻り、早速一口。

ジュワッと溢れる果汁、しっかりした歯ごたえの果肉、そして絶妙な甘みと酸味のバランス。

こんなブルーベリー、食べたことない!

後で知ったのですが、大きなブルーベリーは日持ちが短いため、市場にはほとんど出回らない。

農園でしか味わえない、この感動が私のブルーベリー人生の始まりでした。

以来、ブルーベリーの魅力を届けたいという思いが強まりました。

中でも、私が栽培してるノーザンハイブッシュ系は、寒冷な気候で育ち、ミネラル豊富な水とこだわりの栽培で、甘みと酸味が調和した大粒の果実を生み出します。

健康に良い抗酸化物質をたっぷり含み、美容にも貢献。

そのおいしさは、人生に輝く一粒を届けます。

ワタナベ農園 Berry Laboは、皆さんに本物のブルーベリーの感動を味わっていただくため、丹精込めて準備を進めています。

健康と美とおいしさをバランスよく詰め込んだ、こだわりのブルーベリーをお楽しみに!

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